gumiのロゴ

モバイルゲームメーカーのgumiは26日、エンターテインメントユニット「すとぷり」などの所属事務所運営などを手掛けるSUPER STATE HOLDINGS(SPST、東京・渋谷)を引受先とする第三者割当増資を実施し、約30億円を調達すると発表した。SPSTはgumiの株式の19.99%を所有する筆頭株主となる。gumiは役員の派遣も受け入れる方針で、7月開催の定時株主総会に付議する。

同日、資本業務提携契約を締結した。払込日は7月16日で、gumiはSPSTの持ち分法関連会社となる。調達した資金はモバイルオンラインゲームの開発費用のほか、gumiが進めるブロックチェーン(分散型台帳)関連プロジェクト「OSHI3」の推進資金などに使う。SPSTとの協業で、両社の知的財産(IP)を活用した新たなコンテンツ開発なども進める。

SPSTは「すとぷり」の所属事務所を運営するSTPR(東京・渋谷)などグループ数社の持ち株会社として6月に発足した。6月4日時点の従業員数はグループ連結で236人。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。