食品卸のマルイチ産商は、小売業や卸売業の入出荷管理サービスを手がけるAUDER(オーダー、横浜市)に3000万円を出資する。オーダーが実施する第三者割当増資を引き受ける。オーダーの持つQRコード認識技術などを活用し、水産品の入出荷時に数量などを確認する検品にかかる時間を短縮する計画だ。
オーダーのサービスはスマートフォンのカメラで複数の商品に貼られたQRコードを一気に認識し、仕分けが正しいか判断できる。今後は、マルイチ産商に水産品が入荷した時点で、QRコードや無線自動識別(RFID)タグを貼り付け、仕分け作業を効率化する。
マルイチ産商がIT系スタートアップに出資するのは初という。
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