サントリーHDはインドに現地法人「サントリーインディア」を設立する

サントリーホールディングス(HD)は27日、インドに現地法人「サントリーインディア」を設立すると発表した。出資金は2830万ルピー(約5400万円)。情報収集や人材の採用などを担い、今後サントリーグループが本格的に進出することを見据えて体制を整える。人口14億人の巨大市場を開拓する。

グローバル事業推進部部長の松村正志氏が社長に就任する。社員数は3人。首都ニューデリー近郊のハリヤナ州グルガオンに設立し、7月から事業を始める。同国ではサントリーHD傘下のサントリー・グローバル・スピリッツ(旧ビームサントリー)が酒類事業を展開している。

新浪剛史社長は「インドは世界有数の人口大国。経済は著しく成長を続けており、アフリカや中東、アジアとの人的・文化的なつながりに加えて地政学的にも要衝で、大変魅力的な市場だ」とコメントした。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。