ぐるなびがヒロパに出店するフードホールのイメージ

ぐるなびは27日、提携する飲食店の食事を楽しむことができるフードホールを、8月1日に広島県で開業すると発表した。東京都や愛知県の人気店など、広島にはない店のメニューを提供する。物件の取得から調理、運営までを担う店舗開発事業で、全国で8店舗目となる。

広島市で同日に開業する商業施設「HiroPa(ヒロパ)」に出店する。ファミリー層を主なターゲットとし、144席を設ける。提携する飲食店のカレーや牛タンシチューに加え、ぐるなびが飲食店検索サイトのデータを活用して考案した独自メニューなど約30種類を提供する。

人手不足の深刻化で、飲食店が新たに店を出す際の負担は増している。ぐるなびはフードホールにメニューを提供した店舗に売り上げの一部を還元することで、飲食店の規模拡大を支援する。

フードホールはこれまでは鹿児島県や愛知、東京などに展開してきた。7月24日には富山県でも開業する予定だ。

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