岡谷鋼機が27日に発表した2024年3〜5月期の連結決算は、純利益が前年同期比19%増の67億円と過去最高だった。自動車生産が好調に推移したことで、自動車向けの鉄鋼や特殊鋼、車載電子部品、工具などがよく売れた。オフィスビルや物流倉庫などの開発・設備投資に伴う建材需要も取り込んだ。

売上高は6%増の2839億円、営業利益は17%増の88億円。生成AI(人工知能)の需要でデータセンター向けのサーバーなども好調だった。25年2月期通期の業績予想は据え置いた。

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