サンクゼールは主力ブランドの「久世福商店」で仕入れ商品を平均10円値上げする

食品製造小売りのサンクゼールは28日、主力ブランドの「久世福商店」で7月1日から仕入れ商品を平均10円値上げすると発表した。仕入れ品はこれまで大きく価格を変えていなかったが、コスト吸収が難しくなったとし値上げを決めた。

値上げ対象は久世福商店の仕入れ商品149品目で、値上げ幅は平均10.4円という。同社は2022年夏から原材料高によって価格を上げた。23年からは原価低減の検討を進めながら、自社製造品を中心に値下げを実施した。久世福商店では約90品目を平均92.9円値下げし、値上げ前の価格に近づけた。

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