従来品より端子幅を0.1ミリメートル小さくしたコネクターを開発した

ヒロセ電機は体積を従来に比べ2割程度小型化した車載ディスプレー向けコネクターを開発したと発表した。電気信号を流す端子の幅を従来品より0.1ミリメートル狭くした。基板を小型化できるほか、同じ基板に他の部品を載せることができるようになり設計の自由度が高まる。液晶デバイスなどが付いた産業機器にも売り込む。

製品名は「FH75M」シリーズで、宮古工場(岩手県宮古市)で生産する。端子の本数は80本と100本の2種類を用意し、ディスプレーの高精細化に対応した。今後は端子を120本にした製品も投入する予定だという。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。