農林水産省が28日発表した7月の野菜卸値見通しによると、主要野菜15品目のうちレタスとブロッコリーが平年(過去5年平均)比で10%超安くなる。長野県など生産地が天候に恵まれて、出荷量が増加する見通し。

ホウレンソウやナス、キュウリも7月前半は平年と比べて価格が安くなるとみられる。好天により生育が進んで、生産が順調だ。

卸値が上がりそうなのはバレイショ、タマネギとニンジン。バレイショとタマネギは春に産地の天候が不順で、生育状況が良くなかった。出荷数量は平年より減少する見込みだ。

ニンジンは産地の千葉県で4月から5月にかけての雨が多く、品質が低下した。7月前半の流通量は平年を下回る見通しという。

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