トヨタ自動車が「週休3日」を選べる制度の導入を検討していることが28日、分かった。オフィスや在宅で働く事務や技術系の一部社員が対象となる。働き方の柔軟性を損ねてきた1日2時間の「最低労働時間」を年内にも撤廃。結果的に休日を多く取得できるようになる。実働時間や給与水準は変わらない。
検討中の制度では、1日の稼働時間を別の勤務日に振り向けて「ゼロ時間勤務日」を設けることができる。関係者と事前に調整して業務に支障が出ないようにすることが条件で、対象者や制度の詳細は今後詰める。
トヨタ労使は今春闘で「自律的な働き方の推進」で合意。この一環で裁量労働制の見直しに着手していた。(共同)
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