自動車の業界団体が1日発表した2024年1〜6月の国内新車販売台数は、認証不正による出荷停止が響き前年同期比13%減の212万7490台(速報ベース)だった。半導体不足に陥った21年(208万6178台)以来の水準となった。軽自動車は18%減の72万9839台で、東日本大震災の11年(72万4066台)以来13年ぶりの低水準となった。
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)がまとめた。認証不正が判明したダイハツ工業やトヨタ自動車の出荷停止が影響した。一部は出荷停止が続き、長期化すれば国内総生産(GDP)の押し下げ要因になる。
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