倉庫前に広くスペースをとり、製品を積む大型トラックが複数台停車できるようにした

券売機大手の高見沢サイバネティックスは第2工場(長野県佐久市)を建て替え、製品の検査機能も持つ物流拠点を立ち上げた。主力である自動券売機に比べて大型のホームドアや顔認証式改札などの生産が増える中、新拠点を使って出荷までの作業効率化を狙う。

既存の建屋を解体して新たに2棟を建設し、うち1棟にはホームドアなどの製品に電気を通して動作を確認できる設備も設けた。延べ床面積は合わせて約1000平方メートル。もともとは第3工場(長野県佐久市)が券売機やホームドアの製造・出荷まで担っていたが、ホームドアなどの大型製品は新拠点が保管や検査・出荷を担うようにする。

高見沢和夫社長は「出荷作業を効率化し、トラックドライバーの待ち時間を減らすことができれば我々のコストダウンにもなる」と話している。

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