中国のロボット大手、深圳市普渡科技(プードゥ・ロボティクス)は、人工知能(AI)を搭載したネコ型配膳ロボットを日本に投入すると発表した。カメラで料理を識別し、配膳先で料理名などを読み上げる機能を付けた。価格や販売時期は未定。
新機種「BellaBot Pro」(ベラボット プロ)はAIとカメラを新たに搭載した。インターネット上の料理の写真など大量のデータを学習したAIによって、トレーに載せた料理のメニュー名を判別できるようにした。客が料理を受け取ったかどうかをカメラで確認する機能も追加した。
従来はトレー側面のライトが光ることで受け取る料理を知らせており、受け取り後は客がボタン操作をする必要があった。料理の名前を読み上げることで取り違えや操作忘れを防ぎ、配膳効率を高める。
ウインクや笑顔などを表現する上部のディスプレー、猫の耳のような突起、「失礼するニャ」などの音声は従来型と変わらない。従来型はすかいらーくホールディングスなどが導入している。
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