ホシザキが発売する小型の再加熱キャビネット

厨房機器大手のホシザキは2日、料理をチルド(低温)で保存し、設定した食事提供時間に合わせて自動で再加熱と保温ができる機械の小型版を今秋に発売すると発表した。従来品の半分以下の大きさで、15〜30人分の食事を保存する用途を想定する。人手不足に悩む小規模な老人ホームや介護施設などに売り込む。

高さ85センチ、幅は90センチに抑えた。早朝の調理や再加熱の手間を減らせるほか、機械の上部は作業台としても使える。加熱時の加湿に使う水を入れるタンクを内蔵しており、水道の蛇口が近くにない場所でも設置できる。価格は今後詰め、従来品より安く設定する。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。