人工知能(AI)開発のPKSHA Technology(パークシャテクノロジー)は3日、東証スタンダード市場からプライム市場への区分変更申請に向けて準備を始めると発表した。実質的な最上位市場であるプライムに移ることで投資家との対話機会を増やす。知名度を高めて採用強化などにもつなげる。申請日は未定で「適切なタイミングで申請する」(同社)という。

同社はAI研究で著名な東京大学・松尾豊教授の研究室出身の上野山勝也代表が2012年に設立した。17年に東証マザーズ(現グロース)市場に上場し、22年にスタンダード市場に区分変更した。AIを活用したチャットボットなどのサービスや、大企業と連携したAIソリューション開発を手掛けている。トヨタ自動車が株主に名を連ねる。

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