焼肉店チェーンのあみやき亭が3日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が4億2600万円と前年同期の2.4倍だった。不採算店舗の業態転換などで客足を伸ばしたほか、原材料高の転嫁も進み収益性が改善した。

売上高は15%増の87億円だった。新型コロナウイルス禍からの外食需要の回復が続き、来客数は12%伸びた。集客力の高い低価格ステーキ店「感動の肉と米」の期末店舗数は34店舗と前期末から2店増やした。新規出店に加え、不採算の焼肉店からの転換を進めた。

25年3月期通期の売上高は前期比12%増の374億円、純利益は26%増の16億円と従来予想を据え置いた。

朝方の決算発表を受け、3日の東京株式市場であみやき亭の株価は6営業日ぶりに反発し、前日比110円(2%)高の5690円で終えた。

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