韓国で人気のキャラクター「ベリゴム」を日本で展開する

ロッテホールディングス(HD)は3日、キャラクターのIP(知的財産)を活用したコンテンツ事業を始めると発表した。韓国のロッテグループと連携し、日韓のIPをグループの施設や商品で活用する。日韓で展開する食品事業や観光事業、流通事業との相乗効果を見込む。

今夏に韓国で通販事業を手がけるロッテホームショッピングが保有するキャラクター「BELLYGOM(ベリゴム)」を使い、日本でグッズを販売するポップアップストアを展開するほか、PRイベントを催す。ベリゴムは韓国でアイドルグループやコスメブランドなどとコラボし若い女性を中心に人気を集める。

日本の人気キャラクター「ぼのぼの」を活用した展開も行う。5月にアニメ制作や版権管理を行うエイケン(東京・荒川)とライセンス契約を締結した。今秋に韓国のロッテグループの商業施設でポップアップストアやカフェメニューを展開する。

映画制作を通じたIPの開発にも乗り出す。韓国で映画事業を手がけるロッテカルチャーワークスで日本の小説やマンガの実写化を検討する。23年には角田光代さん原作の小説「紙の月」をドラマ化した。

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