西大分地区の発着場近くで実施されたホーバークラフトの訓練=大分市で2024年2月、石井尚撮影

 大分空港(大分県国東市)と大分市中心部を海上ルートで結ぶホーバークラフトについて、運航事業者の大分第一ホーバードライブは4日、料金表とダイヤの案を公表した。片道大人1人の最低料金を2000円とし、1日計15便を運航する。また、今秋の就航に先がけ、別府湾を周遊するサービスを始めることも明らかにした。

 同社によると、当面は毎日午前7時~午後6時に空港発7便と大分発8便を運航。国土交通省から夜間航行の承認が得られれば、早朝と夜も運航し、計24便とする。片道の所要時間は約30分で、1回当たりの定員は80人。

 専用アプリを通じた事前決済であれば、大人片道2000円。現地決済の場合は2500円になる。子供はいずれも大人の半額。

 また、海上のホーバーから由布岳などの景色を楽しむ周遊サービスも実施。同社の小田典史社長は「安心して乗っていただく準備が整ってきている。心を緩めることなく、安全運航に向けて詰めていきたい」と話した。【李英浩】

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