サツドラホールディングス(HD)は5日、8月上旬開催予定の定時株主総会に向け大株主から受けた、取締役2人の選任を求める株主提案について反対すると表明した。同時に会社側の取締役候補を発表。取締役を8人から11人に増やし、社外取締役を過半にする。
株主提案をしたのは5月時点で約4%のサツドラHD株を保有する三原色(和歌山県湯浅町)だ。同社代表で小売事業を手掛けるエバグリーン廣甚(同)社長の米原まき氏、同社会長の廣岡聖司氏など関係者を含む保有比率は同時点で12.5%超に達している。
三原色は業績向上やガバナンスの改善などに資するとして、米原・廣岡両氏を社外取締役とするよう提案した。サツドラHDはこれに反対しつつ、応援購入サイトのマクアケの共同創業者として知られる坊垣佳奈氏など6人の社外取締役を含む取締役候補を示している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。