香川県の丸亀市や坂出市で路線バスを運行する琴参バス(香川県丸亀市)は、10月から減便を行うと発表した。曜日により運行本数を15〜27%減らす。運転手の時間外労働時間の上限が規制される「2024年問題」の影響で乗務員が不足しているためとしている。

減便は丸亀市と坂出市に加え、香川県綾川町や宇多津町を走る9路線14系統が対象になる。同社の坂出・丸亀営業所管内の路線は、平日で現行の186便から159便に、土曜日は170便から124便、日曜日は111便から91便となる。

減便期間は「乗務員が充足するまで」(琴参バス)とする。同社のバス運転手数は19年度末に80人だったが、23年度末には67人まで減った。

関係自治体と協議のうえ、8月上旬にも国土交通省の香川運輸支局に届け出る。詳細なダイヤは同月中旬ごろに同社ホームページに掲載する。

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