茨城県日立市は日立製作所と連携したスマートシティー計画を推進するため、地域住民らと交流できる新拠点を開設した

日立製作所は茨城県日立市と連携したスマートシティープロジェクトを推進するため、JR日立駅前のビルに地域住民や企業・団体との交流拠点を新たに設けた。新たな拠点では住民向けワークショップなども開き、地域の声をプロジェクトに反映する。

プロジェクトルームとして7月から運営し始めた。関係する日立社員や市役所職員の執務エリアに加え、住民や企業との交流や話し合いの場となるエリアを設けた。

日立市と日立は2023年12月にスマートシティーの実現に向けた共創プロジェクトを巡る包括連携協定を結び、市役所職員と日立社員が連携しながら脱炭素化やデジタル化などに取り組んでいる。24年4月には市役所内に専門窓口を設け、専従職員と日立社員計11人が常駐している。

市役所に常駐していない日立社員ら計120人がプロジェクトに参画を予定しており、新拠点を打ち合わせなどに活用してもらう。

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