具体的には
▽インターネット経由で自分の口座から他行に振り込む場合、金額が3万円以上で、現在、330円の手数料を220円に引き下げます。
▽ATM経由で他行に振り込む場合、金額が3万円以上で、現在の330円を275円に引き下げ
▽ATM経由で同じ銀行に振り込む場合は現在の110円を無料にします。
マイナス金利の解除など日銀の政策転換によって「金利のある世界」が本格的に到来すれば、銀行は貸し出しによる利ざやが見込めることから、手数料を引き下げ、貸し出しの原資となる預金の獲得を図るねらいです。
一方、口座を使わず窓口やATMで現金を使って振り込む場合の手数料は引き上げます。
大手銀行の間では、大規模な金融緩和策のもとで低金利環境が続く中、貸し出しの利ざやが確保しづらいとして、振り込み手数料を引き上げる傾向が続いてきましたが、今回のような動きが今後、広がっていくのか注目されます。
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