しなの鉄道(長野県上田市)は観光列車「ろくもん」に乗って県内ワイナリーから集めたヴィンテージワインなど5種類を楽しめる特別プランを売り出す。終点の塩尻駅(同県塩尻市)ではホームにあるブドウ園でブドウ狩りもできる。料金は3万6000円と通常よりも高額だが、県内外のワイン好きの集客を狙う。
9月28日のみの特別企画で募集人数は50人。16日から販売を始める。出発地である軽井沢町や途中の安曇野市、終着地の塩尻市などのワイナリーから選んだ計5種のワインを提供する。食前酒のスパークリングから10年物までそろえ、食事もワインに合わせて軽井沢町のレストランが考案した。
9日の企画発表会でしなの鉄道の土屋智則社長は「信州ワインのコアなファンを増やしていきたい」と述べた。同社は「ろくもん」の運行10周年を記念し7〜9月の期間、信州ワインバレー構想推進協議会や長野県と協力してワインに特化した企画を立ち上げている。
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