航空電子は電気自動車の充放電用コネクターの新製品を発売した

電子部品などを手掛ける日本航空電子工業は9日、電気自動車(EV)向けの充放電用コネクターで、新製品を発売した。従来の製品よりも充電の時間が約3割短くなる。EVを電源とする放電もできる。急速充電規格「CHAdeMO(チャデモ)」に対応し、国内の充電器メーカーなどに販売する。

製品名は「KW03Cシリーズ」。既存の充放電用コネクターの最大出力電圧が500ボルトだったのに対し、750ボルトまで上げた。一度の充電で走行可能な距離を伸ばすため、EVの電池容量は増える傾向にある。電池容量が大きいと充電時間も長くなるという課題があったが、電圧を上げたことで充電時間を短くした。

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