アズビルはマレーシア工科大学と協働関係を強化する覚書を締結した

計測・制御システムを手掛けるアズビルは10日、マレーシア工科大学とマレーシア日本国際工科院と包括連携に関する覚書を結んだと発表した。脱炭素や空調関係の計測・制御技術の開発に共同で取り組む。海外出身の学生の採用増にもつなげる。

事業のグローバル化を進めるなか、優秀な海外人材の確保が課題になっている。アズビルは2023年から学生をインターンシップ生として受け入れるなど交流があった。今回、覚書を結んだことで、インターンシップ生の受け入れを増やす。SDGs(持続可能な開発目標)事業などに関わる社員など技術系以外の学生の採用も考えている。

アズビルは空調自動制御システムで国内シェアの7割を占める。ただ、海外売上比率は2割にとどまる。

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