公益財団法人あきた企業活性化センターは秋田県内に事業所を構える宮腰精機(大仙市)、田代製作所(大館市)が経済産業省のデジタルトランスフォーメーション(DX)認定事業者になったと発表した。同事業者は経産省が定める「デジタルガバナンス・コード」に対応する企業を認定する制度で、ともに県内製造業で初めて。
宮腰精機は業務用印刷機メーカーのミヤコシ(千葉県習志野市)のグループ企業。2022年に人工知能(AI)を搭載した印刷機を開発し、印刷時に製品として使えなくなる用紙を3割削減するなどした。
田代製作所は分譲マンション向けを中心に木製のドア、ドア枠を製造する。秋田市内の企業と独自の生産管理システムを開発。工場の従業員に1台ずつタブレット端末を導入してデジタル化を進め、生産効率を向上させた。
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