システムサポートは19日、2025年1月1日に持ち株会社体制に移行すると発表した。社名は「システムサポートホールディングス」とする。新たに完全子会社を設立し、会社分割方式で現在のシステムサポートの事業を引き継ぐ。M&A(合併・買収)など事業拡大を進めやすくする狙いがある。

9月下旬の株主総会で承認を得る。分割会社の社名は「システムサポート」とし、7月上旬をめどに設立する。システムサポートが手掛けるクラウドやシステム関連など全事業を承継する。

持ち株会社は上場を維持しグループ全体の経営戦略などを担う。移行の目的は「機動的かつ柔軟な意思決定を可能にするグループ体制の構築」としている。

19日、IT(情報技術)サービスを手掛ける米国子会社のSTSイノベーションが、米マルチネットインターナショナル社からシステム関連など全事業を譲り受けると発表した。東海岸地域など米国の事業拡大を目的としている。事業譲渡は7月1日に実施される予定だ。

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