寝具メーカーのエアウィーヴ(東京・千代田)は19日、茨城県つくば市の「イオンつくば」内に新店舗を開いた。市と同社はリサイクルしやすい環境配慮型ベッドマットレスの普及で連携している。公式サイトなどで同社の対象製品を買うと市が補助金を出すが、ネットに実店舗も加えて取り組みを加速する。

市民が公式サイトや電子商取引、電話注文で対象製品を購入して市に領収書を提出すると1万円を補助する仕組みに実店舗でも対応する。不要となるマットレスが同社製の場合は再びマットレスによみがえらせる。他社製でも同社が回収・処理する。

つくば市では人口増加に伴い廃棄マットレスが増えている。スプリングを使う従来型マットレスの廃棄量は年間2500枚以上に達し、構造が複雑で手間がかかるため委託業者の処理が追いついていないという。

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