プロジェクターなどセイコーエプソンの最新機器を設置した(24日、福島県会津若松市)

セイコーエプソンは24日、福島県会津若松市に地域の課題解決を支援するための拠点「彩会ノ蔵(さいかいのくら)Epson Living Lab.AIZU」を開設したと発表した。エプソン最新の商業用プリンターやプロジェクターなどを設置した。店舗の演出やチラシ、ポスターの作製に協力し、起業や開業の相談を受け付ける。

同市中心部にある築100年を超える蔵を改装した。2階建てで延べ床面積は130.8平方メートル。入館料は無料とし、地域で創出した様々なデジタルサービスを気軽に体験できる場としたい考え。

エプソンは会津地方で、2020年7月にスマートシティAiCT内に拠点を開設し、常駐する5人の従業員で事業を展開している。

22年11月には会津塗製造販売の関美工堂(会津若松市)が設置した若手職人の自立支援などを手掛ける「ヒューマンハブ天寧寺倉庫」にも参画している。

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