措置命令を受けたのは、東京 千代田区の中古車販売会社で、ビッグモーターから事業を受け継いだ「ウィーカーズ」です。

消費者庁によりますと、会社はおととしの9月から去年11月にかけて事故などで車のフレームに損傷を受けた中古車30台について、本来は「修復歴あり」と表記すべきところ中古車情報サイトなどで「修復歴なし」と表示して販売していたということです。

消費者庁はこうした表示が景品表示法で禁止している「優良誤認」にあたるとして、会社に対して再発防止などを命じる措置命令を行いました。

旧ビッグモーターをめぐっては、車両の修理費用を水増しするため故意に車を傷つけて大手損害保険各社に保険金の不正請求を行っていたなどとして、国土交通省から処分を受けています。

ウィーカーズはウェブサイトで「お客様及び関係者の皆様には、ご心配をおかけしておりますが、当社は、今後同様の行為が行われることがないよう、再発防止に全社を挙げて取り組んでまいります」などとコメントしています。

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