「ザ・ランドマーク名古屋栄」の完成イメージ

三菱地所などは24日、名古屋市中心部の栄地区で建設中の高層ビルの名称を「ザ・ランドマーク名古屋栄」に決定したと発表した。2026年3月に竣工、同年夏ごろの開業を予定する。市内の観光やビジネスの新たな拠点をめざす。

新ビルは地上41階、地下4階で、高さは211メートルと栄周辺では最も高いビルになる。延べ床面積は10万9700平方メートル。市営地下鉄の栄駅に直結する。同計画はこれまで「(仮称)錦三丁目25番街区計画」と呼ばれていた。

地下2階から地上4階までは商業施設で構成し、5〜9階はシネマコンプレックス「TOHOシネマズ」が入る。12〜30階はオフィスフロアとなり、高層階には米ヒルトン系ホテルの最上級ブランド「コンラッド」が入居する見通しだ。

「ザ・ランドマーク名古屋栄」は2026年夏ごろの開業を予定する

三菱地所などは今回の名称について「名古屋の新たなシンボルエリアとなることで栄を世界中の人々が訪れる都心に躍進させ、名古屋の国際競争力を高めたい」としている。

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