8月7日から東京・表参道にニッカウヰスキーのコンセプトバーを開く(25日午前、東京都港区)

アサヒビール傘下のニッカウヰスキーは25日、ウイスキーの多様な飲み方を提案するコンセプトバーを東京の表参道にオープンすると発表した。ウイスキー入門者向け、通好み向けの2つのエリアを設け、オリジナルカクテルを提供する。期間は8月7日から12月25日まで、1万人の来場を予定する。

「THE NIKKA WHISKY TOKYO(ザ・ニッカウヰスキー・トウキョウ)」を開業する。ニッカの期間限定店として、約5カ月におよぶ長期開催は初めて。2017年には東京の六本木で主力ウイスキー「ブラックニッカクリア」のコンセプトバーを約2週間の期間限定で開いていた。

バーに関心がある若年など入門者向けのエリア「The Lounge -MEET-(ミート)」と、バーやウイスキーに慣れ親しんでいる人向けのエリア「The Bar -EXPLORE-(エクスプロアー)」を設けた。ミートは36席、エクスプロアーは19席の計55席。基本は90分の予約制にするという。

エクスプロアーでは、国内13の名店バーとコラボレーションした14種類のオリジナルカクテルを提供する。新宿にあるバー「Bar BenFiddich(バー・ベンフィディック)」が手掛けたカクテル「PERFECT NIKKA(パーフェクトニッカ)」は、コーヒーを蒸留して香り付けした水やカカオリキュールを使ってアレンジを効かせた。

グローバル事業戦略部の加藤寛康氏は「日本では伝統的なイメージが強いニッカだが、海外のバーテンダーからはユニークでイノベーティブだという声が多い。海外の方にはニッカを発信すると共に、日本でウイスキーの多様な楽しみ方を知ってもらいたい」と話す。

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