日本郵便は25日、2023年度の郵便事業の営業損益は896億円の赤字（22年度は211億円の赤字）だったと発表した。07年の郵政民営化以降で初めて赤字に転落した22年度に続き、赤字は2年連続。
インターネットやSNS（ネット交流サービス）の普及で郵便物の取扱数が減少する一方、人件費などのコストが上昇した。収支改善のため、10月から手紙やはがきの料金を約3割値上げすることが決まっている。【藤渕志保】
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