東邦銀行は26日、野村証券との金融商品仲介に関する包括業務提携について最終契約を結んだと発表した。野村は東邦銀の証券口座に関する権利や義務を継承する。福島県内を中心に顧客対応は東邦銀、口座管理は野村が担当する。商品やコンサルティングは協力して提供する。

東邦銀はアセットコンサルティング部を新設する。東邦銀の預かり資産営業部門、子会社のとうほう証券(福島市)、野村の福島支店、郡山支店の機能を統合する。

福島市、郡山市、いわき市など県内6カ所に営業拠点をおく。東邦銀と野村の支店の証券口座にある合計7000億円ほどの預かり資産高を1兆円にすることをめざす。

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