沖縄セルラー電話本社(那覇市)

沖縄セルラー電話が26日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比10%減の29億円だった。春商戦の新機種販売が好調で契約数を伸ばした一方、他社との競争激化により割引など販促コストがかさんだ。4〜6月期としては2期ぶりの減益となった。

売上高にあたる営業収益は前年同期比7%増の198億円と4〜6月期としては2期ぶりの増収。携帯端末を使ってのゲームや動画視聴が定着し通信費が伸びたほか、沖縄電力と連携した電気とのセット割引「auでんき」の契約数も増えた。

25年3月期通期の連結業績予想は営業収益が前期比3%増の800億円、純利益は1%増の122億円で据え置いた。

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