旭酒造(山口県岩国市)は酒米に栃木県産山田錦を100%使った日本酒「獺祭(だっさい) 純米大吟醸 磨き三割九分」を栃木県内で数量を限り発売した。国内外で人気が高い獺祭の原料米の14%を占める栃木県産山田錦の発信に一役買う。
720ミリリットル入りで価格は2750円。目加田酒店(宇都宮市)など県内5つの特約店と、酒卸の横倉本店(宇都宮市)のオンラインショップで販売する。27、28日に道の駅しもつけ(下野市)で試飲販売会を開く。生産した3000本弱がなくなり次第終売する。
旭酒造は同社の酒米コンテスト「最高を超える山田錦プロジェクト」の上位地域のみで「ご当地獺祭」を扱う。栃木は2021年から4年連続で販売地域となり、24年はほかに新潟、岡山、広島、福岡、熊本の5県が選ばれた。
横倉本店の小林徹弘営業課長は「通常の『磨き三割九分』よりまろやかで香りも華やかな印象。ぜひ栃木県産の食材とあわせて楽しんでほしい」と話す。
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