「栄トリッドスクエア」のエントランスにはノリタケの初期製品「オールドノリタケ」が展示される予定

ノリタケは29日、第一生命保険と鹿島との3社で開発している名古屋・栄のオフィスビルの名称を「栄トリッドスクエア」とすると発表した。3社が保有していた土地を活用した再開発案件で、2026年3月に竣工する予定。ビル入り口の壁面にはノリタケの陶磁器の規格外品を破砕した素材を使い、資源の有効活用をアピールする。

同ビルは名古屋中心部の栄駅から徒歩2分の場所に位置する。地下1階、地上19階建てで、延べ床面積は約4万平方メートルを見込む。施工は鹿島で、23年6月に着工した。

ビルのエントランスにはノリタケの初期の製品「オールドノリタケ」を展示する予定。外観もノリタケを代表する乳白色の陶磁器「ボーンチャイナ」をイメージしたデザインとする見通しだ。

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