中外製薬は2026年に定年制度を実質的に廃止する

中外製薬は2026年に定年制度を実質的に廃止する。60歳以降も正社員と同等の待遇で継続して働ける。現行制度では60歳まで正社員として働くか、最長65歳まで契約社員として働く選択肢がある。雇用上限年齢を撤廃し、働き方の柔軟性を高める。

本人の健康状態に問題がなく、かつ働く意思がある場合に、会社側の求めるポジションとマッチすれば就労を継続できる。60歳以降は契約社員の扱いになるが、新たにジョブ型人事制度を適用し、正社員と同等の条件で雇用される。

このほか25年1月からは、幹部社員へ導入済みのジョブ型人事制度を一般社員向けに広げる。併せて、高度専門人材の拡充や立候補による人事異動制度を導入する。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。