サントリーBFは学生などに向けた水資源保全の啓発活動を強化する

サントリー食品インターナショナルは31日、水資源の保全に関する啓発活動を拡大すると発表した。2024年から始めた小学校向けの授業を増やし、25年には現在の10倍となる5万人の参加を目指す。水資源の有限性を若い世代に周知する狙いがある。

名称は「次世代ウォーター・ポジティブ プロジェクト」。授業を増やすほか、現役の高校生が水資源の大切さを発信するプロジェクトなどを8月1日から始める。同社の24年3月の調査では、10代が最も好む飲み物はミネラルウオーターだったという。若い世代にとって身近な水資源の重要さをアピールする。

同社は水資源の保全に取り組んでおり、製造に使った量を上回る水を自然に還元する「ウォーター・ポジティブ」を進めている。グループ全体で、国内工場でくみ上げる地下水量の2倍以上の水を還元している。

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