財務省の正門=東京・霞が関で、赤間清広撮影

 財務省は31日、政府・日銀が6~7月に実施した外国為替介入額が総額5兆5348億円だったと発表した。対象期間は6月27日~7月29日の1カ月。

 円買い・ドル売りの介入と見られる値動きがあったのは、7月11日と12日。日本時間11日夜にニューヨーク外国為替市場で、円相場が1ドル=161円50銭前後から一時1ドル=157円台まで急上昇し、続く12日夜にも1ドル=159円台から157円台前半に急騰した。

 政府・日銀は4~5月にも9・7兆円規模の為替介入を実施している。【加藤美穂子】

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