中日本高速道路(NEXCO中日本)は31日、高速道路上で使う除雪車の自動運転の実証実験を新東名高速道路の建設中区間で始めると発表した。9〜10月に実施する。自動運転技術を搭載した複数台の大型トラックを、間隔を空けながら斜めの隊列を組み走らせる。路上に障害物を検知し、斜めの隊列から縦列に合流して回避できるかを試す。
実証実験の場所は新東名の新秦野インターチェンジ(IC)―新御殿場IC間。時速30〜50キロメートルで走行する。NEXCO中日本はこれまで、稼働していない旧滑走路などで実証を進めてきた。曲線や勾配がある実際の高速道路を走らせることで、運用上の課題を洗い出す。実証が進めば、除雪車を模した試作車両を走らせる方向だ。
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