大阪テクニカルセンターのイメージ

電気計測器のHIOKIは横浜市と大阪市の販売拠点内に顧客が抱える技術課題を解決する「テクニカルセンター」を開設する。これまで計測できなかった対象物への対応や、計測精度の向上などに取り組む。課題解決で得られた知見や顧客ニーズを新製品開発のアイデアにつなげる狙いだ。

横浜は自動車や電子部品、大阪はバッテリー関連の企業による利用を想定する。燃料電池に関する計測は両拠点で対応する。横浜は23日、大阪は9月2日に開所する予定。

HIOKIは長野県上田市の本社でも同様の機能を持った施設を運営してきた。新たに都市圏に拠点を設け、顧客がアクセスしやすいようにする。同社の担当者は「顧客とのつながりを深めていく場としたい」と説明している。

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