松江市は生成AI(人工知能)を活用し、市の「ゆるキャラ」づくりに取り組む。2025年に周辺7町村との合併20周年を迎えるのを機に、新たな「顔」を松江の魅力発信に生かす。同市広報課によると、キャラクター作成に生成AIを使うのは全国の自治体で初めての可能性が高いという。
生成AIで作成した図案から候補を選び、10月にデザインを決める。その後、愛称を公募して25年2月にお披露目する。デザイン、愛称とも市民投票で決定する。
市は「誰からも愛される松江らしいキャラになれば」と期待する。キャラは市の広報資料のほかホームページやSNSで活用する。グッズの制作も計画している。
市のマスコットキャラとしては松江城の武士をイメージした「あっぱれくん」がいる。1989年の全国菓子大博覧会の際に作られ、2007〜11年まで開いた松江開府400年祭でも使われた。
25年は新松江市の合併20周年のほか、松江城の国宝指定から10周年にもあたる。生成AIを使って魅力的なキャラクターを生み出し市の知名度アップにつなげる。
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