サンゲツが2日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比36%減の24億円だった。国内の住宅着工が低迷し、壁紙や床材などの販売が伸び悩んだ。販管費の増加や原材料費の高騰も響いた。
売上高は3%増の467億円だった。北米や東南アジアなど海外事業の売上高は前年同期比20%増え、低調の国内事業を補った。
25年3月期通期の業績予想は従来見通しを据え置いた。売上高は前期比3%増の1960億円、純利益は23%減の110億円を見込む。
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