村田製作所は5日、スマートフォンやウエアラブル端末向けに無線通信の電波干渉を抑える電子部品「ラディソル」を開発し、6月から岡山県にある工場で量産を始めた。アンテナを構成する回路に組み込む微細な部品で、Wi-Fiや近距離無線通信「ブルートゥース」の通信が安定する。
米モトローラのスマホ「edge」シリーズの新機種などでの採用を見込む。従来は電波干渉を抑えるため、アンテナ同士の距離を離す必要があった。スマホやウエアラブル端末の小型化にもつながるという。
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