新潟市はマッチボックスと組み、市に特化した単発求人を掲載する「にいがたCITYマッチボックス」を開設する

新潟市とシステム開発のマッチボックステクノロジーズ(新潟市)は、市公式の単発求人サイトを8日に開設する。1日単位や数時間から働ける「ギグワーク」の求人情報に特化し、人手不足に悩む事業者と空いた時間で自由に働きたい市内の求職者をつなぐ。市公式の運用で信頼感を高め、市内の安定的な労働環境の構築につなげる。

マッチボックスは現在国内16自治体で単発求人サイトを運営しており、県内では湯沢町、佐渡市などに次いで5自治体目。政令指定都市での開設は全国で初めて。

2日時点の利用申込事業所数は124事業所。塾や専門学校など教育関連事業者や飲食、小売りの申し込みが多い。2024年度中に280事業所数、3200人の登録、8000件の採用を目指す。

マッチボックスの佐藤洋彰社長は「自治体と連携し、各地域の課題解決をしていきたい」と話す。希望する事業者には即戦力人材を登録しマッチングができる個社専用マッチボックスのサービスも提供し、長期の安定的な雇用確保につなげる。

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