食品卸などのヤマエグループホールディングス(GHD)が6日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比56%減の9億5800万円だった。売上高は伸びた一方、光熱費や物流費、人件費の上昇分を取引価格に十分に転嫁できず利益を圧迫した。

売上高は58%増の2397億円に拡大した。前期に買収した菓子・食品卸のコンフェックスホールディングス(HD、東京・渋谷)や不動産事業の持ち株会社、LUMBER ONE(ランバーワン、東京都立川市)などの業績を期初から取り込めたことが寄与した。

25年3月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比26%増の9000億円、純利益は6%増の90億円を見込む。

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