レーザー核融合発電の実現に向けて開発する技術の仕組みを小学生の親子に説明した(5日、浜松市)

大阪大学発スタートアップで核融合発電を目指すEX-Fusion(エクスフュージョン、大阪府吹田市)は5日、研究開発拠点を置く浜松市で初の親子向けイベントを開いた。小学生と保護者の3組10人近くに同社の技術の仕組みや事業の方向性を説明した。

レーザー核融合発電は水素からなる燃料に高精度でレーザーを照射し続ける制御技術が必要だ。同社は中小企業基盤整備機構の浜松イノベーションキューブに設けた実証設備で燃料を模した鉄球にレーザーを照射する実験を行う。参加者は近くの公園で虫眼鏡を使って太陽光を集めて紙を焦がす実験によりレーザー照射も疑似体験した。

浜松市の実証設備近くの公園で参加者は虫眼鏡を使った実験によりレーザー照射を疑似体験した(後ろは実証設備のある施設。5日)

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