ガソリン価格が4週連続で下落した。資源エネルギー庁が7日発表したレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均、5日時点)は前週に比べ0.3円安い1リットル174.6円だった。原油安でガソリンの卸値が下がる展開が続いている。
政府は補助金を支給して石油元売りの卸値を抑えている。原油価格が下がったため、1〜7日の補助額は27.1円と前週比で3.7円減った。補助金の減額分以上に元売りの原油調達コストが減り、ガソリンの卸値が下がった。
13日時点のガソリン価格は補助金がなければ196.2円になると見込まれる。想定の価格が200円を割るのは6月下旬以来だ。政府が目標水準とする175円程度に抑えるため、21.4円が8日から1週間の補助額となる。
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