業務用小麦粉はインバウンド需要で出荷数量が伸びた(福岡市の鳥越製粉本社)

鳥越製粉が7日発表した2024年1〜6月の連結決算は、純利益が前年同期比6%減の5億2600万円だった。原材料費や物流費の増加が影響したほか、基幹システムへの投資が重荷になった。

売上高は1%増の133億円だった。パンや菓子の原料となるミックス粉の出荷数量は減少した一方、業務用の小麦粉はラーメンなど飲食店のインバウンド(訪日外国人)需要の高まりを受けて増加した。

24年12月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比6%増の280億円、純利益は17%増の11億円を見込む。

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