医薬品などの審査を担う医薬品医療機器総合機構(PMDA)は7日、初の海外拠点となるアジア事務所をタイの首都バンコクに設置したと発表した。薬事承認や安全対策といったノウハウや経験を伝え、アジアの各国に日本の薬事規制の基準などを活用してもらう狙いだ。
日本に近い薬事規制が導入されれば、日本で承認された医薬品や医療機器がアジアでより迅速に受け入れられる可能性がある。各国と連携し、アジアで薬事承認を目指した臨床試験(治験)も進める。
2024年中に米首都ワシントンにも事務所を置く予定だ。海外の新薬が日本で使えないドラッグロス対策を進める。
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